オススメされて読んでハマッた
『灼眼の魔女伯爵』
内容:勧善懲悪型の内政もの兼軍記もの

なろうのランキングにあがる内政ものの多くが、現代知識で村人を助けたり、現代技術を持ち込んで俺tueeee!するものだったが
この作品は本当にしっかりと内政をしている。
根回し、多数派工作(明確な敵を作って大衆の意識を向ける)などの政治手法や
本格的な官僚制の布告、貧民救済のための公共事業、
医療をいけられない領民のために低額診療所を開設などをしている。
しかも異世界の世界観を壊さないように異世界風に各制度もしっかりアレンジされている
本当に内政をしている、珍しい良作だった

キャラクターについてもとっつきにくい話が入ると、知識のない使い魔が主人公に質問、主人公がわかりやすく話の流れをさえぎらないように解説。
この流れがあるおかげで、読みながらにして高卒の俺でも少し賢くなったような気がした。
個性的なキャラクターが豊富にいるから、読み進めたら推しができると思う

ランキングにある陳腐な物語よりも、最強である主人公がなぜ実力に見合わない身分でも前向きに取り組んでいるのかもしっかり説明されている。
個人的にはプロの編集のアドバイスを受けて、書籍化した作品で読みたい
紹介してくれた人ありがとう