ボヘミアン・ラブソディー 4/10

ロックバンドクイーンの伝記映画
そこそこ期待していただけに残念な出来

まずフレディー・マーキュリーを演じた主役のラミ・マレックが酷い
とにかく直球で本人に寄せる演技アプローチらしく
仕草や表情はもう完コピと言っていい出来なんだが
所詮は偽物だし、身長や足の長さが絶対的に足りてないこともあり
フレディーのステージでのカリスマ性は半分も表現できてない

あとそこまで必要か?と思う付け出っ歯メイクとも相まって
さんまのものまね芸をする原口あきまさ的なインチキ臭さも醸し出してるw

見せ場も、そっくりさんたちによるLIVEAIDの長尺再現で、話もそこで終わりの薄い作りで
人物の掘り下げが足りない

楽曲の偽メイキングや偽バックステージ映像や
偽LIVE映像をふんだんに入れた、偽ドキュメンタリーを見せられた気分

クイーンの2人が制作に参加してるし、周囲やいまだに多いファンへの配慮等もあって
こんな半端な映画になったのかな?