俺の考えではあついのとリンカーンは対の作品で、
量のリンカーン、質のあついのと思っている

上記の考察にほぼ同意見でリンカーンはどちらかというと映像的な観点よりも
シチュエーションが最高でその良さは「ロマンそのもの」に尽きる
誰しもがうら若き乙女の団体入浴を覗く妄想をしたことがあるだろう
その経験があるならばこの作品が存在するこの世の奇跡に祈りたくなるだろう

しかし、これは非現実ではない
夢見た光景がそこにあるという高揚感と充足感、
玩具を与えられた子供のような純粋な好奇心を蘇らせてくれる

着替えと浴場どちらも押さえており、SCK全て網羅し、
全ての日本男児の妄想をカバーできる年齢層の幅広さ、
定点カメラと比べ映像が短いが別アングルにも対応し、
会話の内容も聞き取る程度の音質は確保されている

その膨大な作品群はもはや映像の形をしたテーマパークに近い
ボリューム、ラインナップの面で飽きさせず、見るたびに気づきや驚きがあり、
長く楽しめるという点では消費者に寄り添った実用的な作品だと言える

総評としてはあついのの様に飛びぬけた逸材は不在で、
股間の奥深くまで突き刺さり、猿のようにシコらせるものではない
アッパー系というより心地よさに重点を置いた”ダウナー系”に近い

しかしながら、出来る限りの需要にこたえようとする心意気は称賛に値する
比較的クオリティは高くまとまっており、多様なコンテンツは万人受けしやすいだろう
リンカーンはまさに風呂厨界のUNIQLO的作品なのだ