>>116
わははは、負けず嫌いだな。
だが新古典派に対する態度の矛盾に関してはこちらが引こう。
確かに君は今のところ新古典派は複雑さに対する計算問題に対
して解決策を持っていない。でもあきらめている訳でもないと
言っている。いいでしょう。その志。ただ実績がないと世の中
では評価できないよん。

それで、複雑な問題を単純に解決する方法を具体的に示してもらおう。
まず、自転車の例だが具体性に欠ける。もっと具体的に新古典派が
何をやってるのか示してくれ。誰かがやっているのでもかまわない。

まとめは意味不明らしいので、ここでわかりやすく複雑な状況とい
うのをどういう状況か定義しておこう。
つまり最適化問題で財を50財以上使って表現しなければいけない
状況だ。

ここでは次のような回答案があると考える。果たして具体的に
やってるのかな?

1、50財も使わなくてもその状況を描写出来る確実なモデルを作る
2、複雑系を使って表現してみる。
3,計算方法を改善して早くする
4,新しいコンピューターを作る
等々 俺が考えつくだけでも、案として
はこれだけある。もちろんこれ以外でもいい。
財を50財以上使って表現しなければならない
状況を新古典派はどう克服しようと努力してい
るのかその具体的実績、又は努力をあげてもらおう。
その実績に応じてこちらもそれなりの敬意なり侮蔑なり、
評価するがね。

また塩沢への横レスについての私の意見だが、
マルクス経済学と同じ罠にはまってるな。
批判と独自の問題意識の理論が強くて代替物が
少ない。つまり、メインストリームへの対応がなって
いない。新古典派のトピックスはミクロもマクロも標
準的教科書が出来ているのだから、それに対応して新
]古典派はこうだが、複雑系やマルクス経済学ではこう
考えると大学院クラスの教科書まで対応させれば、そ
れなりの業績だと評価されるのではないかね。もちろ
ん新古典派の業績は教科書だけではあるまいが一応の
代替案を出すならそういうアプローチは必要でしょう。
その上で独自のモデルを出せば、共通の思考対象が出来
るから経済学もよりよく発展するのではないかな。また
新古典派もマルクス経済学の出したトピックスに対する
対応、複雑系の出した問題に対する対応等オルタナティ
ブへの対応をもっとすればまたこれもよりよく発展しよ
う、アナマルなんかはいい例じゃないかな?