日本は輸出競争力に見合う賃金を払わないから輸出超過になっている
対外純資産残高世界ダントツになっている
貿易収支は15兆円にも膨れ上がった
▼従って貿易収支赤字15兆円でも対外純資産は減らない。

この15兆円を賃金に当てたら労働者6200万人の1人の年収は24万円増になる。

※アメリカは赤字を減らすのに全力を上げるのは当然、黒字大国の日本が増やそうとするから円高になる。

従って賃金上げて輸出を減らし,最低でも15兆円の輸入超過にする(これでも経常収支は赤にならない)
これ以外に円安にはなりませんよ、貿易には相手国があるのです。

▼対外純資産残高(日本銀行による)、09年末、単位兆円
日本 +266、
中国 +168、
ドイツ+119、
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米国 −315(08年末)
英国  −27
フランス−67(08年末)
※競争力に比して日本と中国とドイツは賃金が低いので輸出超過になる、賃金を上げ輸出を減らし対外純資産残高を削減すべき
※日本は変動相場制だから円高になって当然、輸入超過で資産を半減すれば当然のこと円安になる
※ドイツは統一通貨なので輸出超国には好都合ですね、だがレートや関税に関係ないのでユーロ圏では国家間の格差が拡大します
「輸出額=輸入額」がユーロ圏では特に必要ですね。
※米国は赤字資産を削減するため輸出増加に最善を尽くすのは当然ですね

「賃金倍増論」より