>>199
> 一般人は住んでいる家の値段が下がっても消費に影響は無い


それは明らかな間違い。



仮に、物価が年率2%上がった場合、住宅ローンを3500万円持っている人が、
変動金利にしていた場合、っていうか日本はデフレだったから、変動金利が
多いわけだが、支払金額は、1800万円くらい増えるんだよ。

借金が1800万円増えるのに、景気に影響しないなんてことはありえんよ。
インフレで給料が上がるにしても、それは遅れるから家計の負担が大きくなる。

また不動産価格が下がるっていうことは、日本の大部分の中小企業の担保が
減るっていうことなんだよ。
日本の企業の9割以上は中小零細企業で、そこが調達できる資金が現象する
ってことは、投資ができなくなるし、いままで借りている借金の利子も膨らむし、
資金調達は落ちる。

つまり、明らかに影響はでる。
だから、アメリカは住宅ローン担保債券を、想像を絶する金額を買いまくってたんだよ。

日本の貿易額はGDPに対して少なく世界的に見ても内需国っていうのも、
表面的な数字上だけだよ。

リーマンショックでトヨタの操業が止まったときに、名古屋で明らかになったけど、対米
輸出が止まっただけで、トヨタの関連会社の100社以上の操業が止まって、内需も
一時的に崩壊したんだよ。

どういう産業に影響が出たかっていうと

◯社員減少、派遣減少でアパートの家賃が下がって、不動産価格が下がって大家さんの
  収入もさがった。
◯百貨店の売上が激減
◯スーパーの売上が減少してスーパーもリストラ
◯ボーナス減少で、子供の塾も減少
◯内需のトラック輸送も激減でリストラ
◯家を建てる人が激減し、住宅産業、内装業まで影響
◯床屋まで倒産

つまり、日本では外需が壊れると、内需も崩壊する。