私などどこにも就職が決まらず、やむを得ず経研に逃げ込んだけど、得られたものはあまり多くはなかったな。
それでも経済学で修士号を取得したことはプライドのカケラぐらいにはなっている。

オーストリア学派の開祖、カールメンガーと現象学的社会学と呼ばれる学問分野を拓いたアルフレッド・シュッツ
からは人間の「主観」とは何かということについて考えさせられた。

就職のために企業に応募書類を送る→「お祈り」通知が届く の無限ループが延々と続き、
アルバイトすら落とされるという状況の中ででも、「思考実験」を続けることで精神の安定を図ることはできたからな・・・。

大学院の「効用」って、こういうものなのかも・・・