以前、年配の経営系の同僚に、
「なぜ国際ジャーナルに投稿するカルチャー
が浸透しないのか?」
と聞いたんだけど、「そんなことしなくても
就職できるから」とのこと。
(その同僚は気さくな人だったので好きだったが。)

学生にとっては数式が出てこない経営系の方が
とっつきやすいし、大学で一定数のポストは
キープできている。
他の人たちもほとんど英語で論文を書かない
から、日本語雑誌に何本か載せて、学会賞を
貰えば就職も教授昇進もOK、ということみたいだね。

ヤツらのポストを全部、ミクロ、ゲーム、IO、
経営工学、ファイナンスなどに配分できれば、
日本の文系はよくなるだろう。
(学生に教えるときには、数学の利用について
配慮すべきだろうけど。)