失礼します。

私はこのブログを2011年から読んでるのですが、2013年の時は筆者様は1年半間隔で1%・2%・2%引き上げれば良いと繰り返し提案されていたのを覚えています。
私も当時は「そのほうが良いですね」と思ったものです。念のため、2013年8月の記事を一通り確認しましたが、やはりそう仰られています。
あと、当時は還元については言及されてないので、純増税と理解して宜しいでしょうか?
軽減税率が採用され、更に半分は福祉として国民に還元される今回の2%増税について懸念しておられるようですが、増税リスクについての見方が変わったのでしょうか?

今はやっと消費が息を吹き返しつつあり、失業率も2%台が定着するなど労働需給も改善し始め、前回増税時とは違い賃金上昇の兆しが見られます。
まだ猶予は2年あり、2年後なら景気も勢いが出て、それなりに需要超過の経済に戻っているのではないでしょうか?

@物価の上昇に賃金が追い付かず、2013年下半期から消費の勢いが下り坂の中、2014年4月に1%引き上げ、1年半後の2015年10月に2%引き上げる
A消費が回復基調で賃金上昇が見越せる現在から2年後の2017年10月に2%引き上げる

それでも@よりAのほうがリスキーなのでしょうか?

1997年のように余計な緊縮メニューを大量に(当時は余分に9兆円)加えさえしなければ、急減速は不可避かもしれませんが、景気が腰折れしてデフレスパイラルが再発するリスクは小さいと個人的には考えてるのですが。
勿論、私もどうせ増税するなら、1%ずつで全額還元のほうが良いと思いますが。