>>238
そんなのは別にパラドックスでも何でもない
砂漠で渇きで死にかけている人間に水のペットボトル1本と彼が持っているあらゆる金銀ダイヤモンドなどの全ての宝石貴金属との交換を持ち掛ければ
まず例外なく喜んで交換に応じるよ

単に日常生活の場では水が不足している状況がほとんどなく生命の危機に晒されていないし
不足しても非常な安価で水は入手できるという社会情勢が続くという信頼と言う名の幻想を人々は共有しているから
希少価値の高いダイヤのほうが水よりも桁違いに高額で取引されているだけの話

水がなくて死にそうで容易に水を入手できない状況となれば 1ctのダイヤの指輪とペットボトル1本の水との交換に応じる人間が多数出てくる
少なくとも渇きで死ぬまで交換に応じない人間は皆無とは言わんが非常に低い比率だよ

希少性と現在の価格の違い、そしてそれが今後も続くという信頼感を社会の構成員のほとんどが共有しているというだけの話だ
それをパラドックスと呼ぶのは余りにも大袈裟