競争それ自体が一般に人間の効用(幸せ)を害するという前提に
経済学は立っていない。
競争それ自体がコストを生みだす。
競争のために多くの人びとはさまざまなコストを強いられることになる。
そして競争した見返りがすべての人にトリクルダウンするとは限らない。
競争コストはかぎりなく増大するのに。