>>951
> ・銀行は個人のお金を企業に貸し出している訳では無くて信用創造で貸してる
> ・国債購入に使われているのは個人の預金ではない

信用創造の話は5ちゃんの中では、とんでもない大嘘が常識として
定着してるから、5ちゃんしか読まない人は理解できんよ。
一行で説明も無理。

たとえば1000億円の資産しかない銀行が、1500億円の貸し出してる時ってのは
1500億円を貸し出すまではできるのよ。
でも、貸した企業ってのは、お金を使うから借りてるわけで、1500億円借りた
企業が、ビルを建てるために1500億円の土地を買って、相手の銀行に
振り込もうとしたら、貸した銀行には1000億円しかないから、相手の銀行には
振り込めない。
じゃ、融資詐欺だろっていうと、銀行には、銀行同士で融資しインターバンクの
コール市場っていうのがあって、そっから現金を調達できる。
だから、相手が1500億円を振り込んで、って言ったらそっから借りてきて払うのよ。
このしくみを知らない人が大多数だから、5ちゃんの中では、万年筆でサインしたら
銀行がお金を発行できるんだ、みたいなとんでもない理論を信じる人がいる。

それと、銀行の決算書を読めばわかるよ。
銀行は個人の貯金が1000兆円あって、そのうちだいたい7割を企業へ融資する。
そして起こりの3割を、日本国債だけでなく、米国債やトヨタみたな優良企業の社債、
株式、不動産リートなんかに投資する。

つまり企業に貸し出してる400兆円も、日本国債を買ってるのも、個人の預金。
こんなの高校の教科書にすら載ってることよ。

> ・今の論点である国債発行政府支出と金利の関係と、その話の関連性がない

だから金利はそんなに単純なもんではない。
金利の話を現実で言うと、ほんとに動く要因が1000はある。
政府支出って言っても、いまの日本は、公共投資で経済がまったく成長しないで、
逆に給料の低下すら招いた。
だから、国民が無駄な公共投資をして、国民を貧乏にするな、ってことで平成の
中盤から、公共投資を削って、年金や医療費、介護費用に借金をつぎ込んだ。
これは、社会保障の国民負担を減らうってことだから、借金したお金を直接国民の
財布に入れる政策。
だから、借金したら業者に行くってわけじゃない。
それに『金利 変動要因』でぐぐれば、100以上動く要因が書いてあるわけで、
まずそれを理解しろよ。