言葉の調律師はどんな働きをするんだろう? 正確な音程で弦をはり、言葉が高らかに響き渡る
ように調律するのだろうか? 確かに調律の外れた汚い音色の言葉しか吐き出せないような人は
いくら大量に練習をしても全く上達しないだろう。音程のあったピアノで質の高い練習を大量に
やれば上達は間違いない。ピアノの弦はたった230本だ。それだけの弦でまるで音楽の世界を
支配しているかのような存在感を持っている。それを考えるとこの上さらに語彙を集める必要が
あるのだろうか? 寧ろ表現力を高めることの方が重要なのかと迷う。
しかし目的が違う。やはり毎日30個づつ覚えようと思い直す。