言葉というのは感情と切り離せない。

It is pretty cold for September (9月の割にはやけに寒いね)

対面的なコミュニケーションではforの意味が不明でも、人間なら相手の意図を瞬時に掴める。なぜなら
感情の表出を直観レベルで理解する能力が人間にはあり、それを可能にしているのが『感情』や『共感』だからだ。

AIには感情はない。感情をもたないマシーンが翻訳すると、どんなに感情をこめて言っても

「9月はかなり寒いです」

になってしまう。

むろん、とおい将来には感情をもつAIが開発されるかもしれないが、
少なくとも50年、100年はムリだろう。

よって、通訳や翻訳の仕事は確実に減るかもしれないが、
少なくとも今後50年は消滅することはありえない。