>>123
「日本人は知性を持った野蛮人」と教えられたけど、(日露戦争の)結果を見ればそれは理解出来る。
日露戦争の良い事(effects) などなく、火種(causes)だけが残った。」

「予備知識」としては、
1904年12月17日付けなんで、this Fara Eastern Wara は「日露戦争」。
記事のタイトルの「The Soul of Nation 」は、新渡戸稲造が1900年にアメリカで発行した「Bushido: The Soul of Japanを受けてるだろう。

日露戦争を世界がどう見て、日本をどう見ていたかを調べた方が早いかも。
youtube に「映像の世紀」があるから、日露戦争の辺りを見た方が、理解しやすいと思う。

ざっと読んだ感じだと、日露戦争の前には誰も知らなかった「日本って何?」と疑問をもった記者(軍人かな)が、情報の断片を集めて
一所懸命記事を書いてる感じ。
事実は羅列されてるけど、その解釈や関連付けは出来てない。
「左甚五郎、光琳、運慶」-「武士道」 - 「東郷平八郎」-「天皇」を結び付けるのはなかなか大変だろう。

最後はこう結んでる。
「武士道を読む限り、教育がそこまで道徳に対して影響を与えると思えない、戦争は日本にどんな利益(wage 賃金)があったのか」
ロシアと戦争出来るような、突然現れた「日本という軍事大国」にどうやったら歯止めを掛けられるのか、危惧の念を抱いている感じかな。
「次に戦争するのは、自分たちかも知れない」という危惧。

第一次大戦は記事の7年後、第二次大戦は記事から30年後、戦争前夜だったのは確かだから。