(続き)
そして、でもしかし一番英語の力がついたのは
高校生時代に「愚直に」教科書を筆写・音読したり、
さらには「復文」さえしたりしてた時のような気も一方でします。

かつてZ会秘伝の学習法として
旧版の増進会出版「英文解釈のトレーニング」(西田実緒)の最大限有効な活用法として
夏休みなどに「全英文を訳出に併せて復文までやり通す」ことが
勧められることがありました。

かの渡部昇一もハマトンの文章など復文レベルまでやり通したことで英語に真に開眼、
外人教師に自身の文章を「君の英文はよくわかる」と言われるようになったとか。
龍口直太郎もまた復文の重要性を言っています。

解釈レベルで不安が残るようではおぼつかないが、読み込んで読み込んで
確信を得た文章なら復文は最後の仕上げ、復文こそ文章の理解度を示すものかもと。

ようは英語力とは、英語力の根底のひとつは
確信的理解の英文・語句・言い回しのストックがいかにあることか、ということのような気がします。

まだまだ修行中、まして英語で考えるなど夢また夢ですが、
しかし以前一瞬街行く外国人を前にして頭の奥底から英語が湧いてきたような感覚を再びまた味わいたく、
あるいは夏目漱石の文庫本を読む感覚でペーパーバックに没頭したくやり直し英語に自分は再チャレンジしています。
(英語力ない上に長文、そして自分語りすみません)