私は”講師”が嫌い。言葉を習うのに講師が必要であろうか。皆お兄ちゃん、お姉ちゃん、
お父さん、お母さんの言葉を聞いて習ったはずです。学識も卒業大学もありやしない。
アフリカの奥地から先進国の上流家庭まで不変的事実だ。
ましてや、日本人のヘタ英語を治すのにハーバード卒の専門家が必要だなんて
何をバカを言うのかと言いたい。
フィリピンのごく普通の人と話して不足はないはずだ。不足は貴方の固くなった
頭なのだ。

先ほどVocal fry というのに出くわした。これは英語独特の語尻を下げて
音を喉の奥に飲み込む仕草だ。日本語には決してない現象で分かりにくい。
しかし、アメリカ映画を毎日見て10年、発声練習も同時にしているとこの
Vocal fryが自然に身について、私がフィリピン女性と話すとニュースキャスター
のように聞こえるという。
今日も朝から文法論議をしている人は、言葉の本質に迫るVocal fryは
分からずに終わってしまうのでは。