>>911
債務者から将来受け取るのは確かに「現金」の類ではあるが、貸借対照表(BS)の
項目のdebtors「借方勘定」(or受取勘定)の内訳の具体的な勘定科目は「売掛金」、
「受取手形」、「貸付金」、「未収金」等になり、「現金」にはならない。

それらの返済は現金その他になる可能性はあり、その将来の受取額の減少リスクに十分に
備えているという意味では同じだが、ここではそれらの「借方勘定=受取勘定=資産項目」に
対してその控除項目として十分な額の「貸倒引当金」が計上されていることを示唆している。

つまりトヨタの「BS上のこれらの資産の評価は十分に保守的であり財務的に健全である」と
間接的に言ってることと同じ。