伊藤和夫は

 英語の力をつける上で、恐らく諸君が真っ先に取り書かねばならないのは、英文法の知識を手に入れる事であろう。
何故なら、大学入試レヴェルの英語になると、最早外国人である我々のあいまいな感覚に頼った読み方では、正確に読めないからである。 また大学入試ではそうした読みにくいところを狙って問題とするからである。
そこで諸君は英文法の知識を武器として、英文を論理的に読み解こうとする。 この武器は強力である。
この武器を意識的に使うならば、我々は英米人以上に正確に英文が読めるようになるのである。 すなわち外国人である我々は、そのハンディキャップをプラスに転じる事が出切るのである。 この武器を与えてくれるのが、英文法の授業や参考書である。



文法知識があれば、ネイティブに勝てる
と考えていた人だから