>>282
「人権」「自由」「平等」どれも立派な概念だし、とうに日本に根付いている。
でもその看板を掲げた諸外国の革命がどれだけ理不尽な流血を伴う残忍なものだったかを
考えると、それが歴史の流れだと言われても警戒心を持つくらいで丁度いいと思う。
広告やサブカルチャーで気軽に比喩的に多用される「革命」だってそうだ。
俺が警戒するのは美しい理念そのものではなく、理念を掲げてそれと似ても似つかない
無法を働く言行不一致の偽善者どもだ。
人権擁護法案という美名とその内実のギャップのひどさをご存じないようだから、
ぜひ仔細に確認してほしい。党派のバイアスのかからないソースで。
これで市民生活に危機感を抱かないのなら甘すぎるか、そもそも危機と感じない立場なのだろう。
民主党は自覚的に美名を悪用したか、無自覚に美名に乗せられていたかのどちらかだろう。

かつての自己犠牲精神には武士道の発想もあったのだろうけど、これは世代交代の結果
影も形も残っていない。「いさぎよさ」をよしとする精神性ももはやゼロ。
武力と暴力を峻別する武の思想もゼロ。忠義のために身を殺すなんて思考回路はもはや神秘。
それらはすべて悪魔の思想として忌々しげに語られるだけ。残念な気もするが復活なんて不可能。