かき筏燃料にした備前焼展ttp://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4023767112.html
養殖のかきを育てる「かき筏」の竹を燃料にして焼き上げた備前焼の展示会が備前市で開かれています。
この展示会は、備前市の備前焼作家、平川忠さんの作品を集めたもので、会場の備前市伊部にある備前埋蔵文化財
管理センターにはつぼや皿など45点が展示されています。
平川さんは、地元で盛んな、かきの養殖の「かき筏」に使われた竹が廃棄されることに注目し、地元の漁協や大学の
研究グループの協力を得てこの竹を燃料に使うことにしたということです。
平川さんによりますと、通常、備前焼の燃料には赤松が使われるため燃え方が違う竹を入れる場所を検討した結果、
窯の中の外側部分に積んだところ炎や煙がまんべんなく行き届き、美しい備前焼の作品に仕上がったということです。
この展示会は今月31日まで、備前市伊部の備前埋蔵文化財管理センターで開かれています。