白隠禅師の真作と贋作を見抜くのは、真作でも地獄的な絵を描く方はおられるので、
一概には言えませんが、天国的か地獄的かに別れると思います。

◯×の太い縁取りの◯を上げている感じの達磨の顔の絵は、贋作であると思います。

人の瞳を描くのに、三白眼で黒目の部分が点のように極端に小さいのも贋作と思います。

それは、天国的な悟りを開いた瞳ではなく、任侠に携わる方々に、凄みの三白眼は、
地獄的な瞳です。

白隠禅師の絵と言われているねじりん棒のような、鬼の金棒の絵は真作であると
思います。

また、◯の円の絵は、縁の連続体が円となる○の始じまりの判る円は真作の絵
であると思います。

以上、アマの審美眼による仮説とします。