東北から帰ってきました。 久しぶりに東部自動車道を走ったが、東側(海側)に新築の家が
建ち並んでいるのは驚きました。大丈夫なのかな? 大津波で 東側は ほぼ壊滅し、
舟まで乗り上げていました。盛り土の東部自動車道が防波堤の役を果たした。ブラタモリで
指摘していたが 独眼竜伊達政宗も青葉城を建築するとき過去の伝承を参考に津波を意識
していたという。若狭湾にも大津波の記録はある。

 東北に出かける前にアベノハルカス美術館をのぞいてきました。
東郷青児 展。 多少人はいたが、ゆっくり観れる状況でした。

 抽象画 キュービズム的な画風から出発して 留学を経て 大衆文化に浸透、
ポピュリズム的なイメージがつきまとう。 雑誌のイラスト、表紙、壁画など多彩な活躍。

 アニメ風 コンピューターグラフィック風な 油彩の美少女が イメージだが、
サンフランシスコ講和条約の時に描かれたという「渇」は、死神のような女が嬰児を抱いている
図。「スラブ叙事詩」を想起した。「四重奏」などもいい感じ。