でも、茶陶の値段のつけ方って、物としての話だけじゃないよね。
結局、作家がそれまでにどれだけお金を使ってるか(挨拶回りとか、宗匠との付き合いとか、社中での何やらかんやら)が、作品としての価格に付与してる、てのが大きいと。
だからこそ、茶陶としてあの価格が通用するし物が動くから、そういう意味ではやきものとしての価値よりそういった経費をどれだけ使って動いてるか、が一番の値付けの要因になってる、と。
だから、茶陶の場合はやっぱりかなり特殊だと思う。