>>438の立体的把握は客観的だから、主観的書字の側からは意識が遠退きがちになる。
タイムラグは連綿状態で極小化するため、実のところ楷書より草書の方が書きやすい。
そこを最大限に活用したのが御家流の全盛期。現代の活字同様「書道ではなかった」。
御家流は昔の活字状メディアだから、識字者なら誰もが木版規範のを読み書きした。
それに比べれば楷書や篆隷の正式書体系列は高踏的かつ学問的で、漢文くさくなる。