0159木村垢版2011/01/10(月) 01:04:170 この音韻論と形態論にまたがる現象は、日本語にもあります。連濁です。 くつ(靴) → ながぐつ、かわぐつ、ぬのぐつ さくら → おおしまざくら、やえざくら、やまざくら /k/>/g/、/s/>/z/ への変化は発音の変化ではなくて、音素の変化です。 意味は変わっていないんですけど、機能が変わっています。 つまり、濁音になっていることによって、複合語になっていることがしめされているのです。 だから、「くつ」と「-ぐつ」、「さくら」と「-ざくら」は同じ形態素ではありますが、 形態は違います(「異形態」と呼びます)。