>>159
ええと、その、「発音」の変化と「音素」の変化の違いがちょっと分かりません。
母音調和の場合は、音素の変化とは言えないのでしょうか。
「意味」と「機能」の違いもちょっと分かりません。
意味が変わらず機能が変わるとはどういうことなんでしょう?

私が思いますに、日本語の連濁にみられる例えば「くつ」と「-ぐつ」、
「さくら」と「-ざくら」の間には、意味の上でも違いが生じているように思えます。

「くつ」の意味範囲と「ながぐつ」の「ぐつ」の意味範囲は合同にはならず、
後者の「ながぐつ」は起源においては複合化であっても一つの独立した単語になっています。
「ながいくつ」と「ながぐつ」はもはやイコールではないという理由によります。
私はそう考えているのですが、言語学者の間では受入れられない考えなのでしょうか。