>>136
俺はもともと、日本語アクセントスレの住人だよ。
既に今の主流京阪式は、2拍名詞の型別が1/23/45なんですわ。中輪乙種とまったく同じ。
4類と5類の区別をしない世代の一番上は、すでに50代にさしかかってる。
この年代まで新しい世代になれば、もう「変化した」といっていい。
上海語アクセントが「高低アクセントと化した」という言説と、ほぼ同じレベル。
老人はそんなことはないが、中年以下はこういえる。だから「そうなった」と言える。
ここで関西人が嘲笑することはない(できない)
用言アクセントは、基本は甲種だと2類がガタガタ、中輪乙種だと3類がほぼ吸収されてるが、
この情報の消え方は、中国語普通話における、元入声音のばらばら所属とよく似てる。

情報の残り方だけみれば、官話圏の方言声調と、日本語の方言アクセントはほんとよく似てる。
結局、問題の違いは、中国語の普通話「教育」では、「ピンインの数字」として声調の「所属別」を教えるが、
日本の国語教育では、アクセントの型別という概念を一切教えない、このことに尽きる。
彼らが、方言の理解をするとき、普通話を媒体にして方言声調を導いてるんじゃなくて、
普通話教育における文字(数字)を思い出してる。パロールとしての方言同士はやはり通じるものではない。