大和言葉は本来音素の一つひとつが表意文字のようなものだから
初めて聞く単語であっても漢字のように意味が類推できるものであった
(例) 神=かみ=(古)かむい=光宿身
耳にした時の分かりやすさや聞き心地はなかなかに悪くない
ただ複雑な概念を表そうとするとその仕様上どうしても音が長くなるため
漢字の持つ言語圧縮率を考えると利便性が大きく下回ってしまうだけの話
実際神話時代から飛鳥奈良時代に掛けての固有名詞などは読みが異様に長い
(例) 天之御中主神=あめのみなかぬしのかみ
     日本武尊=やまとたけ(る)のみこと
     十七条の憲法=(古)いつくしきのり・とまりななをち

日本語がダサいのは使えればそれでいいと安直に取り入れて訳語を作らなかった
大量の外来固有名詞の数々が大体の原因と言っても過言ではない
政治屋は馬鹿の一つ覚えみたいにコンプライアンスを多用する
同様にCMはコミットを連呼しSNS中毒者はインスタ映えを連呼する
本人は最高に格好いいと思っているのが透けて見える辺りが最高にダサい