「うんち」は「うんこ」と「しっこ(ちっこ)」の合成で
大小便の意味。「おしっこをする」ことを「ちーする」
「しーしー・ちーちー」とも言うし、やはり音からだろうから、
「うんこ」の「うん」も音からとするほうが自然かな。
「ちんこ」とか「ちんちん」も、「ちっこ」「ちーちー」をする部分
というところからとするとしっくりくるね。

「産む」はもっと根源的な原始の言葉だろうし、同根とは思えないな。
「失す」の「う」と共通で、「大きな腹から失ぶこと」
「孕んだ腹」「妊婦」が中心・起点の目線で、
赤ん坊を腹の外へ失すことが「産ぶ=失ぶ」ことだったと。
「移す」も「失つにする」で、物が移動することで移動元が「うつろ」になること。
カメラで「写される」ことで「魂が吸い取られる」という考えになりやすいのもわかる。
「内(うち)」も「外から隔絶され、外から見て失われた状態。虚ろになった、囲われた場所」のこと。

まあ、「うんこ」のほうも、腹の中から「失んだもの」という意味では
同じ考え方でこじつけられるけど。