数詞
アラビア数字の発音と記数法を次の如く定め,名詞または補足語の役をさす。
文字の上の〜と‥は長音符であり,・は短音符である。
1 (bボー)、2 (dデー)、3 (fフー)、4 (gガー)、5 (hハー)、6 (jジー)、7 (kケー)、8 (lルー)、9(mムー)、0(oオー)、10(aア)、100(oオ)、1,000(uウ),1,000,000(nナー)、1,000,000,000(pペー)。
これ以上の数は「千上り十進法」でzまで用い,超天文学数字をも表わし得さすが,さまざまな記数法と共に総辞典の末尾部に掲げる。
ここでは順序を示す序数なら,基数詞にrを接尾するとゆうに止める。
(例) br(ボーラ)第一,dr(デーラ)第二、ar(アラ)第十。
数詞の発音は,基数詞とそれに関連の位取数詞を同じ音節として,基数詞にアクセントをつける。
したがって次の基数詞は別音節となり,その間を小休止する。
省略して基数詞のみを唱えてもよい。
(例)987(mo・la・ k ムーオ・ルーア・ケー 又は m・l・k ムー・ルー・ケー)、
9,876 (mu・o・ka・j ムーウ・ルーオ・ケーア・ジー 又は m・l・k・j ムー・ルー・ケー・ジー)。
【注意】数詞は名詞と補足語の役をするが,その前にcをつけ補足語であることを判明ならしめてもよい。
(例) CD(コボー)一つの、(cd コデー)二つの、cgar(コガーアラ)第四十の。