>>11
まず、「日本語はAN語の語彙を大量に借用している」 ←これは学会のコンセンサスだし異論を差し挟む余地は無いと思う
日本語におけるAN系語彙の存在を完全に否定する学者なんて今はまずいないし
そういう意味で、村山の比較研究の正しさは受け入れられてると言っていい
村山説にある論点はそこから先なんだよね
日本語とAN語に関係があるのは分かった、じゃあそれはどんな関係なんだ?という

村山本人は「日本語はAN系語彙を大量に借用したアルタイ語」というスタンスだったし、事実、助詞を中心に明らかにアルタイ起源と思われる語彙も日本語には多い
その一方でAN起源と思われる文法要素もまたそれなりにあるし、村山は日本語における前鼻音化の存在さえ主張してる
俺自身は「日本語はアルタイ語と後代に接触して影響を受けたAN語」という考えだけど、日本語の成立過程におけるAN語及びアルタイ語の関与の議論は避けられないと思う

>>13
上三人と下三人を比べると涙が出そうになるな…w
藤井さんは別にしても小泉はウラル語の世界的権威だし大野も国文学の権威だったのにどうしてこうなった