>>400
そうだねそれが一番穏当な落とし所かもね
蛇とか百合とか、レアケースなアクセントは逆に西南九州から本土に入ってきた、とか。

>>406
佐藤栄作「第一次アクセントの成立と語音」
おお、またいいものを教えてもらった。

俺の立論の補強になるデータが多かった印象がある
a)2.5アクセント(低降)の2拍目には新しい母音(e1、e2、i2)が多い
b)o1はこれらの分布に従わず、新しい母音とは思えない

ただし想定外のデータも多いな・・・
c)2.1(高高)や2.3(低低)アクセントの2拍目にも新しい母音が多い
d)2.5アクセントには動物名が多い

c)についてはうまい体系を考えられない。高高・低低・低降に共通する要素って何だ??
>383の表の[0降](想定形 ○○])が2.1に合流したと考えれば-i低い仮説の想定に合わなくもないんだけどなー

あとd)って日本語だけの特徴じゃねえの・・・なんでこんなことが起こるんだ。
あり得るプロセスを考えると、元々動物名に少し2.5が多かったので、他の動物名もそれに引っ張られてアクセントが変わっていった
(上で書いた蛇なんかは実際2.5に変わってしまったそうな)
これから想定できるのは、名詞アクセントは他との類推で所属アクセントを変える可能性があるってことで、
アクセントは通時的にはあんまり信用出来ないっていう嬉しくない結論なんだが・・・

追記として
> 昇-と低-だったら「問題がある一致」なのだろうか
> 被覆形は「無標」ゆえ低起式のみを残す
ここらへんは途中でロジックの説明を諦めてるように見えるぞ。んまあ借用説も説明諦めてるんで人のことは言えないが