まずは縄文時代後期、寒冷化で従来の文化が維持できなくなってきた2500年前あたり
縄文文化は最終的に4つの文化圏に分かれており、言語も4つにわかれていた

・言語X1 : 千島列島〜北海道石狩以東
・言語X2 : 北海道西南部〜東北〜関東甲信越の広大な東国地域
・言語X3 : 中部・近畿・中国四国・九州北部、いわゆる「照葉樹林文化」
・言語X4 : 九州南部〜琉球諸島

そこに日本語のベースとなるAN語族の言語Zの担い手が現れた。
言語Zに接触したXは、Zを継承しながらも基層言語として、
さながらフランス語におけるガリア語のように後の日本語に影響した

・言語X1 : Zとは接触せず、のちにオホーツク民族(ツングース系)と混ざりアイヌ語を形成
・言語X2 : 上代東国方言を形成、八丈島方言へ
・言語X3 : 本土日本語を形成
・言語X4 : 琉球諸語を形成