>松尾芭蕉
>行く春や 鳥啼き魚の 目は泪

>春は過ぎ去ろうとしているが、
>それを惜しんで鳥は鳴き、
>魚は目に涙をたたえているかのようだ。

アタマの「行く春や」は「行く+春+や」

>未然形 行かず、行かば
>連用形 行きたり
>終止形 行く
>連体形 行くとき
>已然形 行けども、行けば
>命令形 行け

行く(連体形)+春(名詞)+や(一応間投助詞)
これ「行く春や」は V+S(+V) になっているね。

「や」を外すと「行く春」、誰が行くのか、
その接辞としての「春」として
つまり「SV、VS」と見ると、
「春行く=行く春」でも良いはず。

「行く春や 鳥啼き魚の 目は泪」
=春行くや 鳥啼き魚の 目は泪