なぜ漢語は異常なほど同音異義語が多いのか?
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二つ三つくらいならほかの言語でもあるが何十個とあるのは漢語だけ 日本語は音節構造が単純で、音素が少なくて、声調も無いから
漢語の音を区別した上で写すのに向いていない
漢語に似た音節構造を持ち、音素が多く、声調を持つベトナム語には
多音節語彙(いわゆる「熟語」)の同音異義語は少ない 声調があってもそれほど解決に近づいているわけではない。
中国語の音節って400ぐらいで、それが4声に分かれても1600しかないわけだし。 普通話は多音節化しているからそれでだいぶ助かっている
また軽声によってアクセント言語にもなっているから、これも弁別の助けになる
南方語は声調が多い方言も多く、入声韻尾のおかげで音節数が多いが、
用途が多い南方訛りの普通話となると、反舌音がないせいで区別が激減して不便そう
何にしても声調がないのは大きくて、
日本語、次いで朝鮮語は同音異義語がケタ違いに多い ぶっちゃけ単語数が多いから。
明治期の日本人が、同音異義語なんか気にせずどんどん新語を作った結果こうなった。
韓国やベトナムのように漢字を廃止すれば混乱が起きるかもしれないけど、そうでもしなけりゃ何の問題もない。
漢字を廃止した韓国語から日本語へ機械翻訳するとかなり翻訳ミスが生じるけど、日本語から韓国語へはほぼ正確に訳されるので
日本語で文章を書いてウェブサイトを作っておけば、簡単に韓国語版を作れるというメリットもある。
現状、中国語、ベトナム語への機械翻訳はそこまでの精度はないけど、これも時間の問題だろう。
近い将来、東アジアのネット世界では日本語が共通言語となり、各国語へ機械翻訳される時代が来るのではないかと思う。 >>4 ベトナム語で漢字を使うというのには
違う意味での大変さがあるよな
https://i.imgur.com/UeEsHRK.png 漢語の同音異義語は重箱読み・湯桶読みに工夫すれば回避できる。
文章を読むときは漢字を見ているんだから何の問題もない。 一字一音一意なんて原則を始皇帝が作ったため、同音異義語が増えたんだよ。 漢字言語に関しては文字から音へのフィードバックが無視できないレベルで大きいからな 明治時代までは漢語の数が少なかったから多少母音が合流してもさほど問題にならなかったが、
明治時代の漢語乱造が言語の流れに逆行してしまった
駄洒落を言うには便利な言葉になったが、口頭で学問を語り合うには不便 幕末明治に西洋語を漢語に訳した学者達は偉かった
西洋語をしっかりと正確な漢語に訳してくれた
幕末明治の和製漢語は漢語として正しいから中国にも逆輸入されてるほどだ
それに比べて現代の和製漢語はメチャクチャだ
「無洗米」「券売機」など
しかし、幕末明治の和製漢語は漢語としては正しいが、
日本語語彙としては問題ありまくり
幕末明治の学者達は漢文の読み書きも当然の教養として身についてたから西洋語を正確な漢語に翻訳できた
しかし、彼らは自ら文章を書くときにも漢文で書いてたから彼らが訳した和製漢語は日本語語彙として使うことなど考慮してなかった
特に酷いのが医学用語
「カンセン」と読む医学用語はいったいいくつあるんだろうか
他に、政治用語や鉄道用語あたりもかなり酷い
それに比べて郵便を日本に導入した前島密はそんな「日本語のなかで使う場合の漢語の欠点」を解っていたから
郵便用語は和語で訳されている語彙が多い
「切手」「書留」など 医学界で「口腔」をコウコウからコウクウに変えたのはいわゆる百姓読みで、
音声学だとコウコウのままだし釈然としないが、
その音声学も以前は服部四郎が和語の多い新しい術語を大量に提案したりしている
戦後すぐの日本語ローマ字化に肩入れした時期だったか >>21
で>>17で語られてる「音声学」と言語学のphoneticsと何の関係があるの? >>17の音声学がphoneticsを指していると思えない根拠がわからない
日本語のphonetics用語に大和言葉が少なくないことくらい少し考えればわかるだろうに phonologyだと「音声」よりも「音韻」と訳すことのほうが普通だと思う
phoneticsは、人間の体をどう使えばどういう音が出るか、みたいな学問で
phonologyは、特定の言語で音がどのように体系付けられているか、みたいな学問 音声学は3つのアプローチに分けられる
調音音声学…言語の音声の「出し方」を研究。解剖学と結びつく
音響音声学…音声を物理的に観察する。周波数や音圧など
聴覚音声学…言語音の「聞こえ方」を観察する。
実際には三者は相互に深く関係している。またどれも機械による計測を手段とすることがある。
こうして観察した「音声」を個別言語の中で占めている「機能」ごとにまとめれば「音素」になる。
音素は音韻論の領域の概念で、その言語の正書法つまり文字体系を確定する根拠にもなる。
歴史の長い大言語の文字体系の多くは言語学が無かった時代の人々の知恵で作られたものだが、
だから「文字を作った人々は、偉大な言語学者であった」と言われる >>24
その「思う」の主語は誰だ
>>25
phonologyは音韻論と呼ばれる学問だ >>1
漢語というなら、みな別音だよ!
>>8
> 近い将来、東アジアのネット世界では日本語が共通言語となり、各国語へ機械翻訳される時代が来るのではないかと思う。
同意!
現代漢語の単語は、ほとんどが日本語だ。
今の中国人には、ネット上で、和語を少なく字音語を多用すれば、日本語文章のままで通ずるヤツ多い。
台湾も同じ。
もう今、中国で、
「汽車」って余り言ってないね。「自動車」って言ってるヤツ多い。 中国語が西洋人からチンチャンチョンってバカにされるのはそれだけ似たような発音が続いてるように聞こえるんだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています