言語の難しさは文明の発展度に反比例する
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小集団で暮らすから、子供の「言葉の乱れ」に気づきやすいのかな?
奔放な自然児に見えて、守るべき有職故実が多いのが伝統社会 どうでもいいが言葉の乱れとか言い出す言語学者は信じたらあかんで
本来の言語学者は研究するのが仕事で、元の意味から変化したのなら
何故、どのように、如何にして、を推察して記録するんよ
正しい正しくないを論じるのは言語学者じゃない
そういうのを語ってる政治屋気取りは全員言語学の本を
都合よく解釈する事が本当のお仕事なだけなんよ 規範的かどうかは言語の向き合い方として学者個人に任されるもんやないんか
学者は専門で伝統的な考えを持ったらいかんということもないし 別にそういう思い込みを個人として持つのはいいけど
それは少なくとも言語学ではなく歴史、社会、教育あたりの学問の分野やで
むしろある言語とはなんぞやっての突き詰めるとどうしても絡んでくる
政治との分離を目指していくのが近代の言語学やし
誤解を恐れずにどちらかで言っちゃえば逆に俗語礼賛の学問やで 放っといても止めようとしても新語借用語は出てくるし文法は変わるし一方で変化を嘆く人も勝手に出てくるから言語学者はほっとけいうのは分かるけどまぁ…言語学内の研究分野の違いもあるんかな
少なくとも絶滅種はもう絶滅してしもうたししゃーないけど絶滅危惧種は残そうとする生物学者は多いやろう 近代言語学の成立の経緯ってそのまま俗語の独立史に重なるんよ
なんで一見つまらんソシュールが近代言語学の父なのかとか、
ダンテあたりまでの文法の定義とか知っとる奴に聞いてみればよろし
そもそも絶滅危惧種の保護と言語純化主義は話がちゃうで
言語純化主義はヒトラーが社会ダーウィン主義で得たのと同種の勘違いやで トルコが一応「純化」には成功したのかな?
まあ国土を大きく削られ、自信を喪失した国が言語の純化をよりどころにするのは理解できなくもないけど >>9
アラビア語からの借用語は撲滅されたんか?
いくらなんでも無理やろ
日本語から漢語を撲滅するのと同じくらいのことやで 英語からラテン語ギリシア語おフランス語を撲滅するのが一番難度高いかな 韓国が漢字を使わなくなると、やっぱり漢語がわかりにくいから随分と固有語への言い換えは進んではいるんだろうな
漢字復活の動きもあるとはいうけど 言語学者も話者数が風前の灯になった言語や方言をそのまま死語になるまでただ観察するだけやないやろて
そういう分野ではどんどん変わっていったら困る学者も居るんやないか 昔の言語の方が語彙は少ないかわり文法が難しいイメージやけど理解語彙使用語彙も昔の人の方が多かったんやろか >>12
その固有語が存在しないと言い換えは不可能なんだけどな。
例えば「哲学」という言葉。
日本にはそういう概念というかそれを表す言葉がなかったからあらたに作り上げた。
欧州も同じで、ほとんどの国がギリシャ語から来た言葉。
「数学」は欧州のどこでも「Mathimatiká」をもとに少しだけ訛った綴になってる。
韓国は日本語の「数学」の音読み(中国語の)の朝鮮なまりになってるだろ。
固有語で言い換えるのは無理だな。
日本語は「数の学問」って感じだが。 >>15
昔のというか未開の言語というか、そういうのは「総括する言葉」がないことが多い。
一つ一つの言葉は存在する。
家族なんかがいい例らしいが、「家族」という言葉はなくて、
「父の兄」「祖父の兄」「祖父の弟」「母の兄」「母の妹」「父の兄の息子」「祖父の兄の息子の息子」
みたいな個別の単語がある民族があるらしい。(もっと複雑とか)
印欧語は昔は名詞の「性」が厳格だったとか。
今もいくつかの言語に残ってるけど。
コンピューターってどっちなんだろw
おそらくは、男の仕事女の仕事がきっちり分かれてて、
どっちが使うものかで決まってたのかねえ。
それだと、動詞や語尾の変化やそういうのもそれに付随してたろうし、
ものすごいめんどくさい言語だろうなあ。
同族としか会話しなけりゃ、単語一つで意味が通じるようなやつもあるだろ。
「父が狩りに行く」でひとつとか、。
「女が○○をしてる状態」で一つの単語とか。その○○は男は決してしないことで。
別の民族と交流するとこういうのが消えていくんじゃないかな。
交流と言うか、一緒に生活するというか。
まさに、イングランドで起きたように支配者が奴隷や使用人に命令する場合のように。
今は消えたラテン語もそうなってたんじゃないかな。
「文化を共有しない他人にシンプルに」 >>9
「純化」なんか不可能だけどな。
学術用語をギリシャ並に持ってた民族なんか存在しない。
免疫なんて概念を大昔に持ってた民族がいたら不思議だわ。
電気やインターネットなんてあるはずもない。 >>17
>固有語で言い換えるのは無理だな。
数学 = かずのまなび >>19
そもそもどの時点の言語を純と呼ぶのかの定義ができないしな
突き詰めれば日本語には紙や文や筆が無かったから
それらは中国語が訛っただけの外来語崩れだし 借用語がドカッと入ってくる時期はある程度短いしそれが入ってくる以前と分かっている言葉で造語やらなんやら考えるしかしゃーないんかな
日本語はほぼ廃語になったシンプルな和語も結構あるから例えばテレビを訳そうと思うたら遠見、遠望、離見と言えんことはないけどやっぱり似たようなんと被る telephoneを電話と訳したくせにtelevisionを電視と訳さなかったのはまじで謎 >>21
日本人も人間である以上は必ず死ぬのに
「死」の和語が無いのはなんでやねん 和 語 しなず しにて しぬ しぬる しぬれ しね
漢文訓読体 死セズ 死シテ 死ス 死スレ 死セ >>25 案外民族の誕生神話がないのとセットだったりするのかな?
死のタイミングが漢語話者の生殺与奪のもとにあった、ってわけはないかw 日本語土着の死の表現が無いってただの無知なだけやん そういえば便所も各言語で婉曲表現ばかりか。toilet・bathroom・かわや・restroom・はばかりetc
そもそも便所というのも婉曲で、例のものを便というのはそこからの逆成?
厠という字も家に寄り添った建物という意味だし うんこも婉曲表現
「うん」と力んでひり出す「こ」(指小辞) dungは印欧祖語の「隠す」から、fecesもラテン語の「澱」からだし、大体これ系は婉曲表現に由来するのか
でも糞はどうも祖語まで行っても糞の意味みたい?(wiktionary「糞」)
くそは「くさい」や「くさる」と同源みたい 用を足すのに便利な所ということで便所と言ったらしい(中国において)
日本だと字面がいいように弁当というが、中国では便当だ たぶん文明が発展して多文化との交流も激しくなると抽象概念も増えるし、
外来語も増えるし、語彙が爆発的に増えていくから、
文法的な部分の特にあまり日常的に使わないところは規則的にせんと言語使用者にとって苦しい。 サンスクリットでは1つの意味を表す語が異常に多いと何かの本で読んだけど、いったいどういう状況だ
文法は激むずで発音も子音がややこしくて語彙も膨大に知っていないといけないって ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています