京都市内は景観等の規制で高層マンションが建てにくくタワマンはほぼない状態で
中心部は地価、家賃が高め。
それに京都は古い街ゆえ特に古いコミュニティーは排他的なので
新しい世帯が引っ越してきても蚊帳の外。
加えて市内は郊外を除けば鉄道はそれほど発達してなくて
バスだと道路交通事情にかなり左右されるところがあったりで
それならいっそ通勤するのに便利で地価の安い郊外へという感じになるのだろう。

ここ10数年は京都駅に伊勢丹が出来たりだとかで
京都駅でもものが一通り揃っていて買い物に不自由しなくなってきたから
JR沿線も以前より居住地として人気があるというのもあるのではないか。
昔はJR沿線だと繁華街に出るのが不便だった。

滋賀にある南草津という駅は古くから存在していた駅でもないのに
今や特急列車以外は全部停まるようになった。
毎年利用者が増えに増え今年滋賀県で最も利用者が多い駅になる見込み。
駅前はマンションだらけ。
京都駅の利用者が年々増加してるのも滋賀からの通勤者が増えているからだろう。

一方、古い街は高齢化で年寄りが死んでいって京都市内の人口は減るという構図。