京女「京都は地上の楽園やし、離れとうないわぁ」
東男「ずっとここにいるの?」
京女「もちろん!」
東男「本当は京都を離れたくても離れられないんじゃないの?」
京女「いやぁ、そんな事は…そうしたなったらいつでもそうするわぁ」
東男「そうか、本当に京都がお気に入りなんだね…」

ところがその夜、二人きりになると
京女「どうか、うちが京都から脱出するのを手伝うておくれやす!」
東男「え?」
京女「さっきはみんなの手前あんな事言うてしもうて…」
東男(しばしの沈黙の後その京女を抱きしめ)「本物の楽園たる東京へ、一緒に旅立とう!」