まあなにを言っても、これからの金沢は現なんちゃって政令市新潟を圧倒する。

北陸新幹線関西延伸による北陸信越地方の将来性が、想像をはるかに超える経済効果を生み出すことになるのは言うまでもない。

20年も経てば、

新潟は人口減少加速化及び中身が空っぽのなんちゃって政令市は、新潟市街周辺の田園地帯を支えるための運営体力不足で存在意義が失われ、市町村区割再編を余儀なくされる。
中核市への降格はまさに時間の問題。
今の区割で見ても人口60万を切る事態に。

逆に金沢は、日本海国土軸中枢基幹都市として市町村合併による政令市への昇格を余儀なくされる。
金沢市(合併時50万)、野々市市(合併時7万)、内灘町(合併時5万)、津幡町(合併時4万)、かほく市(合併時4万)の70万都市となり、人口減少時代にもかかわらず社会増による将来性を考慮され昇格へ。
その頃、金沢港駅-金沢駅は地上LRT、金沢駅-香林坊駅-野町駅は地下LRT、野町駅-鶴来駅の石川線は接続され地上LRT化に。
香林坊駅-兼六園駅-小立野駅は地下LRT、小立野駅-金沢大学駅は地上LRTに。
日本海国土軸中枢基幹都市金沢に、北陸信越地方を管轄する国の出先機関や民間支社支店が集中し、昔と同様に名実ともに日本海側のリーダーとして飛躍発展に向かうことになる。

そもそもポテンシャルの低い新潟は、現在の秋田や山形などの東北日本海側にある田園都市レベルとなんら変わりない。行き止まり新潟新幹線は今後これ以上の広域連携すら不可能なのである。

そもそもポテンシャルの高い金沢は、現在の広島や仙台レベルの大都市になれる底力を兼ね備えている。乗り遅れてきた金沢だが北陸新幹線全線開通による関東関西東北中京中国九州との広域連携による存在意義がますます高まる時代に突入していくことは言うまでもない。