正月明け早々にほぼ同時に出たこの2つの報道が、今の日本海側の情勢を象徴している。

●ホテルやホール3棟建設 福井駅西口再開発
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2017011302000212.html

 面積当初の3倍に 2022年秋完成

 福井銀行(福井市)などが進めているユアーズホテルフクイ(同市中央一丁目)の建て替えを核とした
JR福井駅西口エリアの再開発計画の素案がまとまった。対象区域は当初計画の三倍ほどに拡大。
ホテル、ホール、マンションの三棟を建設するほか、周辺は歩行者と公共交通だけが行き交う
「トランジットモール」の導入などを想定している。 (梶山佑)


●三越伊勢丹、新たに5店舗リストラ…札幌や新潟
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170109-OYT1T50008.html

百貨店首位の三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、札幌、新潟、静岡にある5店舗について、
売り場面積の縮小や業態転換を含めた構造改革を行う方向で調整に入った。

三越伊勢丹HDが新たに店舗のあり方を検討するのは、札幌市の丸井今井札幌本店と札幌三越、
新潟市の新潟三越と新潟伊勢丹、静岡市の静岡伊勢丹。
このうち札幌、新潟の4店は、同じ市内に店舗が併存し、客が分散するなど営業効率が悪くなっていた