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>>三段階渡来モデル及び 第三波以降の渡来民が大和朝廷を建国したとの説

それが、ガラクタ学者と称される所以だ。
理論矛盾の末に崩壊した江上波夫の大和朝廷渡来人説を、
自己のイデオロギーを満足させる為に真実を伏せ、
科学を捻じ曲げるのであったならば、万死に値する大罪だろう。
例えば明治維新を機に日本が西洋開化し、諸物が西洋化したとして、
何千年後の学者が「日本の君主は西洋人に変わったのであろう」と
推理するようなものである。
このような推理は全く間違いであることを、今日の我々は知っている。
しかし、知らない世界の人間が推理するとどうなるか。
それと同じような間違いを犯しているのが齋藤である。
件の人物のツイッターを見る限り、齋藤成也は思想的に
大和朝廷渡来人説に汚染されたのか、狂信的な信者なのだろう。

しかし偽りを以て真実を捻じ曲げるのであれば、そこには科学も何もない。

>>国を批判すべき

批判すべき矛先は、「国」という漠然とした範囲にして、
お茶を濁すような考え方ではいけない。その研究の方向性を
捻じ曲げているのが齋藤成也ならば、その人物に対して、
きっちりと批判が行なわれるべき。

>>北海道アイヌに見られるY染色体が、関東以西で見られ、
東北の人とは異なる分布である件

北海道アイヌに見られる系統が、元々関東以西に居た人々の北上していった
証拠と考えられる。
この点は、今後も最も深く研究されなければならない。
また、現在、東北地方で見られる系統は有史以前の古い系統を
残しているのではなく、それより新しい系統に置き換わっている可能性。
また、東北地方は有史以降に、為政者の影響を受けて、
系統が推移していっている可能性。
一方、関東以西は、古い系統を残し易い環境下にあったと考えられることなど。

さらに、ほぼ無人地帯であった朝鮮半島への人の流入は、
日本列島→朝鮮半島→満州地方へと考えられること。
もちろん、北から南への人口流入がゼロであったとは思わないが、
今日誇張されているような、朝鮮半島→日本列島が殆どで、
第三波に分けて大量渡来したという説などは、成立し得ないこと。

これらの点からも齋藤は、結論ありきで科学を捻じ曲げ
ようとしているように考えられる。