東海道新幹線と北陸新幹線が造り上げる日本唯一の新幹線環状線は、日本にとって超重要幹線。

このリングエリア内にある東京、横浜、静岡、名古屋、大阪、京都、福井、金沢、富山、長野、さいたまは日本経済を支える重要都市としての役割が求められます。

今現在成熟している大都市に加え、歴史ある実力都市金沢はリングエリア内の中でも日本海側でもっとも重要な基幹都市。

これからの金沢は将来性が格段に上がります。
加賀百万石金沢が、輝きを取り戻す時代に突入していきます。

東京大阪を結ぶ東海道新幹線が南回りなら、北陸新幹線は東海道新幹線の北回り線。

さらに、北陸中京新幹線(敦賀-米原)が実現すれば、名古屋への高速アクセスまでもが実現する。

東海道新幹線南回り線は、東京-名古屋-大阪。
東海道新幹線北回り線(北陸新幹線)は、東京-金沢-大阪。

東京大阪から見て、金沢は名古屋の立ち位置に該当することとなる。

それだけ日本にとって金沢は、都市としての重要度が増していきます。

東京-名古屋-大阪を結ぶリニア新幹線と連動し、北陸新幹線の重要度が格段と上がります。

明治維新から昭和初期まで日本の大都市だった金沢や富山。

昭和中期から後期に渡り、太平洋ベルト地帯への集中投資である東海道新幹線や山陽新幹線開通後に地方への延伸が始まった新幹線建設。

高速交通網である新幹線開通時期と並行して、地方の発展に優劣が生じ、日本国土の発展バランスは崩れていきました。

これからは、札幌まで延伸する北海道新幹線や博多-長崎を結ぶ長崎新幹線、今から機運が上がってくる四国新幹線や博多-大分-宮崎-鹿児島を結ぶ九州新幹線西回り線。

高速交通網の建設時期に優劣が出た地方発展のスピード。

これからは、これまであった発展の差がさらに埋まっていきます。

東京一極集中を是正し、日本の均衡ある発展のため、該当する金沢は都市としてこれから飛躍への道を歩むことになります。