>>725
おっ!
もう読んだよ。
現在の「中国人」「朝鮮人」「日本人」には、はっきりとグループ分け出来るほどの
違いがある。
核遺伝子からすると、朝鮮人は「中国人+倭人」みたいだな。著者はそうは書いていないけどさ。

しつこく「縄文人からの遺伝子は12%」って書くやつがいるけど、それって説のうちの一つ
でしかないんだよな。40とか52とかもあるらしい。
たったの12%なら、残りの88%は大陸なんだからもっと中国人や朝鮮人に近くないとおかしい。
極論すれば、中国人グループの端っこにあってもおかしくない。なのにこんだけ離れているってことは
12%が間違いってことだわ。

12%の根拠は、福島の縄文人の遺伝子。

西日本の縄文人の遺伝子調査を別の研究者がやってるらしいから、その結果が早く見たいね。
縄文人の遺伝子は、かなり離れてる。そうとう昔に隔離されたみたい。

斎藤は、渡来人を二波にして、1波は4400年前頃、二波がこれまでの渡来人って説を
取るのかな。1波は海人ってしてるけど。

Oの分岐年代の資料が見つからんけど、それが分かればなあ。
O1とO2が何時別れたのか、O1の南進と西進と日本への渡来の時期。
満州との関わりがキモかなあ。

第一波の(古い)渡来人は朝鮮からやって来た。彼らは満州で農耕を始め、その一派が
南進して半島に住み着き縄文人と混雑して「倭人」となった。
けつ状耳飾の列島への広がりとか、古い稲やエゴマとか、この時代に来たのかも。
縄文人は元々海人だからな。

半島はその後、大陸からの移住者が多くて、弥生時代末期には倭人は半島南部にだけになった。
O1b2がこれなんじゃないかな。
時期で言うと、3000年前にはすでに「倭人」として中国人が認識していたから、
5000〜4000年くらい前には来てたのかもしれん。
「水稲」はその「倭人」が受容し、列島に広まった。

たかだか2000年ちょっとの間で、遺伝子がこんなに均一になるはずがない。