【群馬県】
10月1日現在の県人口が195万8409人と、平成17年から13年連続で減少していることが24日、昨年10月から今年9月までの県内移動人口をまとめた県の調査結果でわかった。
県統計課によると、昨年の196万6381人から7972人減。この調査では24年に200万人を割って以降、減少する一方で、増加の兆しは見えない。

 出生数から死亡数を引いた「自然増減」はマイナス8980人(昨年比1609人増)で、13年連続のマイナス。マイナス幅も年々拡大している。
一方、転入数から転出数を引いた「社会増減」は1008人で3年連続でプラスとなった。

 転入、転出の年代などは調査に含まれないため傾向は不明だが、同課は、社会増減がプラスになったことについて「外国人の転入が増えているのが一因では」と分析している。

 また、県が同日公表した年齢別人口調査結果によると、県内の平均年齢は47・5歳で過去最高だった。市町村別で最も高かったのは、65歳以上の高齢者率が約62%だった南牧村の67歳。
以下、神流町64・3歳▽下仁田町59・5歳−で、最も低かったのは大泉町の43・7歳だった。

 県全体の75歳以上の人口割合も14・2%と過去最高で、逆に0〜14歳の人口割合は12・4%と過去最低を記録。人口減少とともに、少子高齢化の現状が浮き彫りになっている。

配信2017.11.25 07:06更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/171125/rgn1711250041-n1.html