あらためて映像で見ると、その危険性がよくわかります。水俣病もカネミ油症も、そして福島第一原発の事故も、市民の健康被害、差別の問題である「公害」です。 国は加害企業の味方で、裁判は長引き、御用学者は患者を認めない。そして被害者は苦しみと悲しみのなか死んでいく・・・。

 北九州の工場で作られたカネミライスオイルを、当時の流通で、もし店頭に並んでいたとしたら、自分も親も食べていたかもしれないわけです。誰もが被害者になるったかもしれなかったのです。

 健康被害を受けた市民の声を一切出していない北九州市の行政資料は、環境省の方しか向いていないことを示しています。

 人間に及ぼす影響を具体的に伝えず、原因化学物質の危険性を過小評価するような専門家・学者の言うことを鵜呑みにしたら、第二のカネミ油症が起こると私は思います。

 体内に化学物質を取り込むことの危険性、人間の体というのはこんなにも化学物質に弱いのだということを、次世代の赤ちゃんが教えてくれています。


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