門司港駅近くに6階建て、区役所など7施設集約 北九州市
http://qbiz.jp/article/148819/1/
 北九州市が門司区のJR門司港駅周辺地区で進める公共施設統廃合のモデル事業で、市は門司区役所
など市有7施設を集約した複合施設を、駅近くのJR九州所有地約7800平方メートルに整備する
方針を固めた。14日に開かれた有識者や自治会代表らの意見を聞く「モデルプロジェクト推進懇話会
」(座長・内田晃北九州市立大教授、10人)で報告した。7施設は門司区役所、門司市民会館、門司
生涯学習センター、門司勤労青少年ホーム、門司図書館、旧国際友好記念図書館、港湾空港局。多目的
ホールや会議室などを備えた6階建ての複合施設を建設、2023年度に集約する予定だ。土地は現在
、駐車場としてJR九州が使用しており、市はこの土地を借り受ける考え。市は「駅やバス停が近く、
利便性が高い」と説明している。一方、国の登録有形文化財に指定されている現在の門司区役所庁舎は
現地に残し、民間に貸し出して活用することを検討している。モデル事業は、人口減少や施設の
老朽化などを背景に16年2月に策定した「公共施設マネジメント実行計画」の一環。