>>589関連記事
総事業費2,000億円〜2,800億円
下関北九州道路の調査費増額へ 国直轄を検討
http://qbiz.jp/article/150177/1/
北九州市と山口県下関市を新たに結ぶ「下関北九州道路」(下北道路)について、国土交通省が
2019年度予算に調査費を計上する方向で調整に入ったことが12日、関係者への取材で分かった。
17、18年度も調査費を2100万円ずつ計上したが、19年度は増額し、国直轄による本格的な
事業化調査に移行することを検討している。3月末の公共事業関係費の配分で正式に決める。下北道路
について、国は財政難を理由に08年に全ての調査を打ち切ったが、災害時の補完道路を検討する必要
があるなどとして、17年度に調査費を復活。18年度にかけて、両市や福岡、山口両県などでつくる
検討会の調査を支援してきた。検討会は構造やルートの分析を進め、8日に最終の検討結果を発表。
トンネルよりも橋が比較的優位▽下関市彦島迫町と北九州市小倉北区西港町を結ぶ最短距離の案(約8
キロ)が最も望ましい−などとした。両市や両県は、地質などに関するより詳細で専門的な分析が必要
だとして、19年度から事業化調査を始めるよう国に要望。関係者によると、国交省は調査が必要との
判断に傾いているという。