沖縄に続き新潟市も球団招致 プロ野球16球団化で利権争い
https://news.nifty.com/article/sports/athletic/12151-409580/

新潟市はこの話題で持ちきりです。
球団招致のネックになっていた全天候型球場の問題も、中央区の食と花をテーマにした複合施設『いくとぴあ食花』前に約400億円をかけてドーム球場を建設するという計画がまとまりました。
札幌、東京、福岡などの各地のドームと連携して、コンサートなどにも活用すれば十分採算が取れると、県や市も前向きです。
今後は、BCリーグの『新潟アルビレックスBC』を新規参入させるか、既存の球団を誘致するかを検討することになる」(地元紙記者)

今回の新潟市の球団誘致が、すでにプロ球団を実現させている沖縄県や、球団招致に本腰を入れている松山市、静岡市と連動していることだ。

 全国紙の政治部デスクが解説する。
「この動きは、球団数を現在の12球団から16球団にするという自民党の成長戦略に沿うものです。
反対派の急先鋒だったナベツネさん(渡邉恒雄・読売新聞グループ本社代表取締役主筆)が発言しなくなり、
大学や高校球児の受け皿を作り、地方を活性化させようと話が進む中、事実上4つの本拠地候補が決定したということ。ただ、
東京五輪後の“暫定14球団案”や、増やした4球団をサッカーJリーグの2部的な存在にして、既存の12球団と毎年入れ替え戦を実施するという案も出ており、党内でも議論が続いている」

 かつて浮上した「ヤクルトやロッテが新潟へ本拠地を移す」といった単純な話ではない。政治主導になれば利権も生じる。各地の住民は監視の目を強化せよ。