JR保土ヶ谷駅というと、私たちにとっては横浜と戸塚の間にあるマイナー駅の1つという印象だ。
横須賀線の普通電車に限られた停車駅で、東海道線にはホームさえなく存在自体を意識することがない。
乗車人員は約3万4000人だ。

 実はこれ、北陸の金沢駅の利用者数よりやや多いくらい。
金沢駅はJRと第三セクターをあわせた乗車人員がおおむね3万3000人程度とされている。
これでも北陸新幹線の終着駅で、石川県の中心駅で、北陸を代表する一大鉄道ターミナルなのだ。
この驚異的すぎる事実が、金沢がいかに田舎であるかを物語っている。
因みに海老名駅は後者を含めて29万人が利用しているというから、金沢駅の利用者が倍の6万6000人だったとしても、4倍以上。金沢は海老名よりも相当のド田舎なのである。

自治体の人口で見てみよう。
 金沢市は推計約47万人が在住。相模原市は72万人で、やはりこれだけでも隔たりがある。
ただ金沢は市域が相模原よりもはるかに大きいので、人口密度では相模原は2,198人/km2に対し金沢は993人/km2とかなりの過疎地だ。

相模原に隣接する山間の田舎のイメージの愛川町でも1,160人/km2ほどの密度があることを考えてほしい。愛川レベルの水準で、地方都市で、県都なのだ。

そりゃ、指摘されているような映画「トゥルーマンショー」そっくりの窮屈な相互監視社会になってしまうわけである。ちなみに県都の横浜市は374万都市で人口密度は8,548人/km2に上るから、
横浜から見れば過疎地の田舎の田舎の田舎の田舎に該当するのが金沢市だ。
https://blogs.yahoo.co.jp/alohaggyy/22365853.html